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水産一班幻燈圖解 第拾参號
鶴淵初藏編,鶴淵幻燈舗,1892(明治25)年,2,3,45,4p.,19cm
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 鶴淵初藏は明治時代に流行した幻燈や写真の技術者でした。店は東京浅草にありました。幻燈とはスライドのようなもので、当時は教育、娯楽などの場で上映されていました。
 この「水産一班幻燈圖解」は、大日本水産会の依頼を受け鶴淵初藏が制作した水産に関する幻燈の解説書です。上映時に語ったと思われる文章で書かれており、1枚1枚の幻燈に漁法の方法や知識が丁寧につけられ水産への興味と理解を深めるものとなっています。
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