東西蝦夷山川地理取調図
松浦竹四郎著 多氣志樓蔵 1859(安政己未)年 38×52cm 28巻
*当館所蔵は、第2,10,16,21,25巻、首巻、尾巻欠
  江戸後期から幕末にかけて、私人として幕府役人として数度に渡り蝦夷地(北海道)を訪れ、蝦夷地の内陸までくまなく踏査した松浦竹四郎によって作成された蝦夷地の地図です。彼は蝦夷に住むアイヌ人とも交流し、地図中にも詳細にアイヌの川や地名を記しました。また、この地図のほかにも蝦夷に関する著作を遺しています。
  取調図は、凡例や地名案内の書かれた首巻尾巻の2冊と、蝦夷を26区分した地図第1-26巻で構成されています。地図は1区分が38×52cmでこれを繋げると大変大きな地図になります。
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